SAPや基幹システムとの大量データのインポート エクスポートに必要な機能をEXCEL VBA(Office365)で実現します。
入力ファイル⇒抽出/コード変換/レイアウト変換/クレンジング⇒出力を1クリックで実現! 【設定済の状態で】
日々、業務の中で大量に発生するEXCEL、CSVやテキストのデータを自由自在にの取込み、抽出、自社コードにに変換、整形して自社システムへの取込や、取引先への受発注データを変換生成し出力します。
「変換時」と「出力時」2段階で抽出することができるので、取込み時に取引先を抽出し、出力時にエラーのないデータだけを出力するといった利用シーンが想定できます。
また、データ変換後に更に出力設定を行えますので、データ整形(数値⇒文字列)(文字列⇒数値化、小数点桁数指定など)にも対応します。
◆処理手順◆
1. 事前に設定してある変換パターンを選択します。
2. 変換元となるCSV/TXT/EXCEL等の「ファイル」を取込⇒マクロシートの「IN」シートにコピーします。
3. INシートの中身をあらかじめ設定した変換設定シートを参照して「変換」シートを作成します。
3-1. 変換設定シートでは、INシートのデータから抽出条件を指定することができます。
3-2. 変換設定シートで、特定列に固定情報をセットすることができます。
⇒ 例)A列に”国内” C列に”●●商会株式会社”
3-3. 変換設定シートでINシートの列を出力シートの別の列に指定することできます。
⇒ 例)INシートB列:数量⇒出力シートM列へ
⇒ 例)INシートC列:単価⇒出力シートN列 「数量(M)x単価(N)=税抜金額(O)」をセット
⇒ 例)INシートP列:税込金額 INT(税抜金額(O)x110%)をセット
3-4. 変換設定シートVlookup関数を使って、あらかじめ用意したマスタシートを利用して
INシート内のコードや値を別のコードや値に変換することが可能です。
⇒ 例)商品コードマスタシート利用して取引先の商品コードを自社商品コードに変換。
更に商品ごとの単位を取得して変換シートにセットする。
4. 「変換」シートを基にあらかじめ設定した出力設定シートを参照して「出力」シートを作成します。
出力シート作成時にも抽出機能があります。
また、変換シートのデータを出力用に型変換(日付型⇒テキスト)したり、フォーマット変換を設定することが可能です
5. 「出力」シートを指定の外部ファイル(CSV/TXT/EXCEL)へ出力します。
◆多様な機能◆
入力データ:CSV、テキスト、EXCELファイルなどが可能です。
出力データ:CSV、テキスト、EXCELファイルなどが可能です。
テキストについては、SJISのほかUTF8のデータにも対応
入力時/出力時とも、ファイルのヘッダー情報(項目名)の有無を選択可能です。
EXCELの読込み開始行/列の指定が可能
また、出力ファイルのタイムスタンプ機能やメール自動送信(OUTLOOK連携のためOUTLOOKが必要)
最大のポイントは使い慣れたEXCELの関数を使って設定できます。
例)
日付をスラッシュなしのTEXT8桁に⇒ 2024/02/01⇒"20240201"
式:数量*単価で金額を算出
IF関数、MID関数、FORMAT関数などEXCELで利用できる関数を自在に設定できます。
(複雑すぎるワークシート関数を利用すると処理時間が掛かることがあります。)